こんばんは、デザイナーのSevenAです!
前回はデフォーマ構造について話しましたが、今回はいよいよキャラに動きを付けて行きたいと思います。

前回はデフォーマ構造について話しましたが、今回はいよいよキャラに動きを付けて行きたいと思います。
ここからは、まばたきでも口パクでもどちらからパラメータを設定していってもいいのですが…
地味な作業が続きましたので、テンションを上げるためにも「まばたき」から行なって行きたいと思います!
人それぞれテンションの上がりどころも違うと思いますが、モデリングは結構地味な作業が多いものです。

目パチは基本的に「描画オブジェクト」を変形パスで大きく動かしながらポリゴンを少しずつ整えていく作業になります。
公式マニュアルにも「まばたき」の作成方法が紹介されていますので合わせて確認してみてください。
公式マニュアル「パラメータで動きをつけよう」
・まばたきのパラメータ構造

更に、そこに「笑顔」というパラメータを追加することで通常と笑顔の閉じ目を使い分けることが出来るようになります。

笑顔の閉じ目作成の際も、下図のように変形させたい描画オブジェクトを全て選択し「変形パス」でざっくり形を整えます。

その後、細かいまつ毛部分や他の描画オブジェクトのポリゴンを微調整していくと良いでしょう。
・まばたき作成時の注意点!
そして、まばたきを作成する際は注意点があります!
まつ毛など下図のピンク線のように位置をあまり左右に動かさないようにしましょう。
この部分が大きくかわると不自然な動きになりやすくなります。

変形パスのポイントもそのまま同じ位置で下にスライドさせ、極力ポリゴン編集時も横に動かさず縦方向に調整することでバタつきが減り自然なまばたきになります。
キャラによっては閉じ目の際に意図的に小さくする場合もありますが、基本的にはこのように憶えていくと良いです。
ユーザーチュートリアルでも紹介されていますので、こちらも合わせて確認頂ければと思います!
ユーザーチュートリアル「さらに自然なまばたきの作り方 」
・まばたきの際のハイライト位置

図を見てもらってもわかる通り、「ハイライトあり」と「ハイライトなし」ではだいぶ印象が違います。
ハイライトなしはかなり「ヤンデレ」風で怖いですw
ハイライトは、目の瞳孔が残っているくらいの開きではちょっとでも残しておいてあげると自然になります。
このように、ハイライトの位置だけでもかなり印象は変わってしまいますので要注意です!
※
★その他リンク
前回のブログ記事、ユーザー様によるまとめの紹介
日本語訳版、一度目を通しておくと良いかも?
モデル製作の参考に。チュートリアルもございます。
Live2D全般に対し、よくある質問とその回答です。
ユーザ同士の交流や、疑問の解決にご活用ください。
公式マニュアルにも「まばたき」の作成方法が紹介されていますので合わせて確認してみてください。
公式マニュアル「パラメータで動きをつけよう」
・まばたきのパラメータ構造

まばたきのパラメータは ① 一番左の「0」の位置が閉じ目になります。
そして③開き目を「1.0」の位置に設定してまず「まばたき」を作っていきます。
その後に②の中開きの目を「0.6」や「0.8」に作り、④の見開いた目を「1.2」の位置に作っていきます。
商用の案件もだいたいこのような構造になっています。
更に、そこに「笑顔」というパラメータを追加することで通常と笑顔の閉じ目を使い分けることが出来るようになります。

目の開閉の後に笑顔のパラメータを追加した場合は、追加で笑顔用のまばたきを4箇所調整する必要がありますが、図のように実際形状が違うのは「赤枠」の閉じ目の部分のみです。
「通常目」と「見開き」に関してはまったく同じ形状でOKですが違和感がない場合は「中目」の部分も同じでいいでしょう。
少し形が変わってしまった場合はコピーしたい描画オブジェクトを全て選択して「形状をコピー」と「形状を貼付け」で簡単に同じ形状にすることができます。
「形状をコピー」と「形状を貼付け」は良く使う機能なのでショートカットを覚えておくと便利です。
「形状をコピー」がCtrl+Shift+C
「形状を貼付け」Ctrl+Shift+V
笑顔の閉じ目作成の際も、下図のように変形させたい描画オブジェクトを全て選択し「変形パス」でざっくり形を整えます。

その後、細かいまつ毛部分や他の描画オブジェクトのポリゴンを微調整していくと良いでしょう。
・まばたき作成時の注意点!
そして、まばたきを作成する際は注意点があります!
まつ毛など下図のピンク線のように位置をあまり左右に動かさないようにしましょう。
この部分が大きくかわると不自然な動きになりやすくなります。

変形パスのポイントもそのまま同じ位置で下にスライドさせ、極力ポリゴン編集時も横に動かさず縦方向に調整することでバタつきが減り自然なまばたきになります。
キャラによっては閉じ目の際に意図的に小さくする場合もありますが、基本的にはこのように憶えていくと良いです。
ユーザーチュートリアルでも紹介されていますので、こちらも合わせて確認頂ければと思います!
ユーザーチュートリアル「さらに自然なまばたきの作り方 」
・まばたきの際のハイライト位置

図を見てもらってもわかる通り、「ハイライトあり」と「ハイライトなし」ではだいぶ印象が違います。
ハイライトなしはかなり「ヤンデレ」風で怖いですw
ハイライトは、目の瞳孔が残っているくらいの開きではちょっとでも残しておいてあげると自然になります。
このように、ハイライトの位置だけでもかなり印象は変わってしまいますので要注意です!
次回は、特に調整が難しいとされている「角度X」や「体の曲面X」の調整のコツを紹介していきたいと思います!
この調整次第でモデルのクオリティーが格段に上がりますので、ぜひお楽しみに!※
※
★その他リンク
前回のブログ記事、ユーザー様によるまとめの紹介
日本語訳版、一度目を通しておくと良いかも?
モデル製作の参考に。チュートリアルもございます。
Live2D全般に対し、よくある質問とその回答です。
ユーザ同士の交流や、疑問の解決にご活用ください。
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